皆様の治験ボランティア活動は、新薬の研究に役立てられています。皆様の協力無しでは有力な治療法は生まれません。
製薬会社が新薬を製造するためには、承認・製造許可を取得しなければなりません。そのためには、まずその薬を調査する必要があります。その調査をするのがリッチモンド・ファーマコロジーです。当社はイギリス最大の第Ⅰ相試験(健康な成人を対象とする臨床試験)と第Ⅱ相試験(特定の患者を対象とする臨床試験)の医薬品開発業務受託機関であり、単独にそのような医学調査を委託されます。
このような調査には、治験に参加できる健康なボランティアの協力が必要になります。臨床環境においての治験ですので、薬の効用性をきちんとモニターすることができます。
調査する薬の種類によって、治験参加者の適性が変わります。参加希望者の健康や福祉を確認する必要がありますので、 治験参加の前に健康診断を受けていただきます。
この健康診断では、スタッフが参加希望者の病歴を聞き、心電図検査(心臓の動きを計る)や血圧検査、肝臓や腎臓を調べるために採血と採尿を行います。かかりつけの医者で、健康診断を受けるようなものです。
健康診断の結果、治験に参加できると判断された場合は、再度施設に来ていただきます。治験は健康診断から1、2週間後になります。治験によって参加者に対する要求はさまざまですが、治験中は、常に経験豊富なスタッフが、皆様の健康管理に全力を尽くしておりますので、滞在中は安心してお過ごしいただけます。
治験の中には、時折実施される「ブリッジング試験」と呼ばれるものがあります。ブリッジング試験とは、外国人に薬を投与した際にその有効性相違があるのかを調べるためのものです。人種的要因に違いがあるということは、薬の有効性も人種によって様々な場合もあることになります。よって、治験機関ではそのようなデータを「架け橋」する必要があります。ブリッジング試験が行われれば、日本のように世界中でその薬の使用許可がおりるのです。