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治験の報酬相場はどれくらい?目的や種類、メリットを解説

治験の参加によってもらえる報酬相場はある程度決まっていますが、

いくらぐらいになるかご存じでしょうか。

国内の治験の場合、治験のリスクや入院、通院といった種類によって報酬が変わります。

一方、海外治験が多いイギリスの場合は、謝礼金の額は拘束時間に比例し、英国倫理委員会の承認によって決まる仕組みになっています。

そのため、イギリスでは、治験薬のリスクや製薬会社によって報酬額が変わることはありません。

 

本記事では、治験に参加する目的や支払われる報酬相場、報酬以外で得られるメリット・デメリットについて解説します。

 

治験の目的とは?

治験とは、新薬開発で行なわれる臨床試験のことです。

新しい薬を医薬品として製造・販売するには、治験から得られた実証データを厚生労働省に報告し、承認を得る必要があります。

治験は、動物実験などを終えた新しい薬を人間に使い、効果や安全性を確認する目的で行なわれています。

 

治験の参加者には、決められたスケジュールどおりに定期通院するときの

交通費や入院にともなう拘束時間といったさまざまな負担が発生します。

そのため、治験では、参加者の負担を軽減する目的で報酬(負担軽減費)を支払います。

製薬会社によって、報酬を「謝礼金」や「試験協力費」と呼ぶこともあります。

 

ここで一つ注意点があります。

情報サイトなどでは、「治験バイト」といった表記をよく見かけると思いますが、治験はアルバイトではありません。

治験は一般的に、有償のボランティアに分類されます。

 

治験について詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてください。

 

治験とは?概要や必要性、メリット・デメリットなどについてわかりやすく解説!

 

 

治験の種類とは?

治験には、入院タイプと通院タイプの2種類があります。

入院タイプ

入院タイプは、治験を行なう医療機関に入院をして、新薬治療を受けるタイプです。

入院期間は2泊3日ほどの短いものから、1ヵ月程度[a5] の長いものまでさまざまです。

入院期間中は、投薬をしながら以下のように様々な検査を行ないます。

 

・  問診

・  検温

・  採血

・  採尿

・  血圧・脈拍測定

・  パッチテスト

・  心電図 など

 

検査や治療がない時間帯は、病院内で自由に過ごすことが可能です。

ただし、入院している間は治験中になりますので、決められたスケジュールに合わせた規則正しい生活が求められます。

また、入院中の喫煙や飲酒も禁止です。

多くの病院では、以下のようなアイテムを用意することで、参加者が楽しく快適に過ごせる環境を整えています。

 

・  漫画本

・  DVD

・  ゲーム

・  Wi-Fi環境 など

 

通院タイプ

通院タイプは、治験が行なわれる医療機関に通院しながら新薬治療を受けるタイプです。

一般的には、問診や採血、パッチテストといった簡単な検査が中心になります。

通院タイプの治験期間や通院頻度は、以下のような種類があります。

傾向として、1回の通院で治験が終わる日帰りが多いです。

 

・  毎日の通院が必要

・  週1回などの定期通院で良い

・  在宅で参加できる など

 

通院タイプの場合、通院日以外は自宅で過ごせます。

そのため、人によっては、学校や仕事帰りの時間を活用した治験参加も可能となるでしょう。

こうした特徴から、通院タイプの治験は、入院タイプと比べて参加のハードルが低いと考えられています。

ただし、被験者の負担も少ないため、入院タイプと比べると参加報酬は低めです。

 

リッチモンド・ファーマコロジーでは、「入院+通院タイプ」の治験を紹介しています。

 

 

報酬以外のメリット

治験の参加には、報酬以外にも多くのメリットがあります。

 

新薬治療を受けられる

治験では、厚生労働省からまだ認可を受けていない新しい薬を使います。

そのため、治験に参加することで、既存の医薬品では治療できなかった症状の改善や、

これまで使っていた薬以上の高い効果が得られる可能性もあります。

 

医師による診察・検査を受けられる

治験に参加するときは、まず参加条件に合っているかを確認するために、事前の健康診断を受けることになります。

健診結果が合格となった場合、経験豊富な専門医師によって診察や検査が行なわれます。

 

先述のとおり治験は、厚生労働省に認可申請をするときに必要な実証データの収集を目的とします。

したがって、一般の診療よりも細かな検査が行なわれることから、

治験中に隠れた病気が見つかる、あるいは自分の症状をさらに詳しく把握できる機会になります。

 

健康診断を無料で受けられる

治験前の健康診断にかかる費用も、製薬会社がすべて負担します。

そのため、無料で健康診断や専門医師の診察、検査が受けられるところも、治験の大きなメリットです。

 

フリーランスや個人事業主、大学生などの場合、会社員の人と比べて健康診断を受ける機会は少ないと思います。

そのため、人によっては、治験が自分の健康状態を知る好機になることもあるでしょう。

 

健康促進につながる

入院タイプの治験に参加した場合、起床・就寝や食事の時間も決められているのが一般的です。

最初は、このスケジュールが窮屈に感じるかもしれませんが、規則正しい生活を続けることで、健康面への良い影響が期待できます。

 

また、治験では、栄養士によって管理された食事が3食きちんと出されます。

そのため、普段の暮らしで暴飲暴食をしがちな人や、生活習慣が乱れがちな人の場合、

治験への参加で健康促進につながることもあるでしょう。

 

社会貢献につながる

先述のとおり、治験というのは、これから多くの人に使われる薬の候補を厚生労働省に認可してもらうための臨床試験です。

そのため、治験に参加すると、新薬開発に協力したことになります。

結果として自分と同じ病気に苦しむ人々の役に立てるようになります。

 

長期入院タイプの治験の場合、「事前健診の結果が思わしくない」「仕事や日常生活が忙しく医療機関への入院は難しい」などの理由で、

参加できる人が限られる傾向もあります。

治験に参加するときには、「自分は社会貢献をしている」という自信を持って治療を受けてよいでしょう。

 

 

報酬と一緒に押さえたい治験のデメリット

治験ボランティアに参加すると、多くのメリットが得られます。

ですが、人によっては、デメリットが発生する場合もあります。

治験ボランティアへの登録後は、以下のことを理解したうえで参加するかどうかを決めたほうがよいでしょう。

 

副作用が生じる可能性がある

治験ボランティアで使われる新薬は、海外や国内の非臨床試験による安全性は確認されていますが、

副作用が生じる可能性はゼロではありません。

 

治験で副作用が生じた場合、参加者の安全性が優先され、専門医師によって適切な処置が行なわれます。

また、重い副作用などが生じた場合は、製薬会社から補償金が出ることもあります。

 

治験期間中の生活には制限が多い

入院タイプの治験では、参加中の行動がかなり制限されます。

また、投薬を点滴で行なうか、検査の種類によっては、ベッドのうえで何もできない暇な時間帯が生じる場合もあります。

 

通院タイプの治験においても、生活上の注意点やルール、通院スケジュールなどが細かく指定されます。

通院タイプのほうが入院タイプより参加のハードルは低いといわれていますが、通院タイプでも活動の制限が多いことは考慮しておきましょう。

 

採血回数が多い

治験では、体温測定などと同様に毎日のように採血を行なうケースが多くあります。

そのため、注射が苦手な人や、血を見るのが苦手な人にとっては、毎日の検査がつらいものになるでしょう。

また、なかには、治験の採血量の多さに不安を感じる人もいるようです。

 

採血などの検査によっては体調が悪くなる可能性もあります。

体調が悪くなった場合は、専門医師が参加者の状態に合った適切な処置をするようになっています。

 

 

参加費用はかかる?

治験で投与される新薬や、それに付随する診察や検査などの費用は、

基本的に募集した製薬会社のほうで支払うため、費用はかかりません。

 

ただし、通院時の交通費や検査を待っている間の昼食費などは自分で払うことになります。

とはいえ、報酬として支払われる負担軽減費でこれらの費用はカバーできるのが一般的です。

報酬はいくら?目安となる相場を紹介

国内の治験で支払われる報酬相場は、治験の種類(入院タイプ・通院タイプ)や治験薬のリスクなどによって変わります。

一方、イギリスの治験の場合は、報酬が拘束時間に比例し、治験薬のリスクなどによって報酬が変わることはありません。

 

入院タイプの報酬

入院タイプの治験は、病院での拘束時間も長く制限も多くあります。

また、検査についても通院より詳しく調べる傾向があるため、報酬は一日あたり1.5~2万円ほどと高めの相場になります。

長くなればなるほど報酬は高額になります。

 

通院タイプの報酬

通院タイプの場合、自宅で生活をしながら参加できるため、

拘束時間や参加者の負担が少ないことから、入院タイプと比べて報酬相場も低めです。

一般的には、1回の通院につき7,000円程度が支払われています。

 

【注意】治験の報酬には税金がかかる?

治験の報酬はアルバイト代ではありませんが、金額や参加のスタンスによっては、確定申告をして税金をおさめる必要があります。

 

まず、サラリーマンやOLなどの会社員が副業として治験に参加する場合、

受けとる報酬が年間20万円以上になった場合は、確定申告が必要になります。

学生やフリーターなどの場合は、年間で基礎控除額の38万円以上になったときに確定申告が必要です。

 

なお、イギリスの場合は、治験報酬は収入としてみられません。

 

 

まとめ

治験は、新しい薬を厚生労働省に認可してもらうために、人間による臨床試験を通して実証データの収集をすることが目的です。

したがって、治験に参加すると、決められたスケジュールに沿って検査や投薬を受けるか、通院や入院による拘束時間や負担が生じることになります。

 

製薬会社では、これらの負担に対して報酬(負担軽減費)を支払います。

報酬相場は治験の種類によって異なり、入院の場合は一日あたり1.5~2万円、通院は1回につき7,000円程度が一般的です。

治験に参加するときには、報酬だけでなくメリットやリスクなども把握したうえで、納得して手続きを進めることが大切になります。

 

治験に興味のある方は、ぜひリッチモンド・ファーマコロジーにご相談ください。