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治験の健康診断(スクリーニング検査)の内容や受かるためのコツを紹介

治験とは、新薬を開発する際に行なわれる臨床試験のことです。さまざまな場所や内容で治験の募集があるので、目にしたことがあるという方もいるでしょう。

 

しかし、治験の案件は応募すれば誰でも参加できるわけではありません。なぜなら、治験を行なう前に健康診断(スクリーニング検査)を受けることが必須であり、健康診断で合格ラインに達していないと治験に参加できないためです。

 

この記事では、そんな治験の健康診断について概要や受かるためのコツをお伝えします。治験の案件に興味がある方は参考にしてください。

治験を行なう前に健康診断を受ける理由

治験は健康な方を対象とする場合、また、特定の持病がある方を対象とする場合とがあります。そのため、応募者が治験に適した身体かどうかを判断するために、治験を行なう前に健康診断を行ないます。

 

さらに持病がある方の場合は、治験の誤差を減らすために、患者の状態や病気の重要度などを調べて、治験に適しているかどうかも判断されます。

 

もし健康診断で参加条件に当てはまらなかった場合は、治験を受けることができません。そのため治験を希望する際は、健康診断で合格する必要があるのです。

 

健康診断は別途の料金が発生せず、無料で受けることが可能です。調べる項目は約50項目あり、治験者の身体を詳しく検査するようになっています。

また、万が一健康診断の際に病気が発見された場合は、治療するための病院を紹介してもらえるケースもあるようです。

H2 スクリーニング検査の内容

続いて、治験の健康診断の内容について触れていきます。検査内容は以下のとおりです。

 

l 血液検査

l 尿検査

l 血圧・脈拍

l 心電図

※実施治験により内容は異なります。

 

それぞれ細かく解説していきます。

 

血液検査

治験の健康診断で行なう血液検査では、人間ドックとほぼ同じ約40項目を検査します。

 

通常市町村などの後期高齢者を対象とした健康診査では、検査項目は20項目ほどが一般的です。一方、治験の健康診断では健康体かどうかを細かく見るため詳しく検査が行なわれます。

 

一回の血液検査で特定の病気の診断が必ずできるかどうかは断言できませんが、何らかの病気が疑われることはわかる場合があります。追加でさらに血液検査・心電図検査を行なうことで、具体的な異常を発見できるかもしれません。

 

特に治験の健康診断の場合、検査項目数が多いので合併症の発見もよりしやすくなるのがメリットです。

 

尿検査

尿検査も治験の健康診断で行なわれる検査の一つです。尿検査では成分を調べることで、腎臓や肝臓、すい臓などの病気の疑いや異常を発見できることがあります。

 

ただし、血液検査同様、特定の病気の診断が必ずできるかはわからないこともあるので、注意してください。

 

尿検査を行なう際は、出はじめの尿は採取せず、中間のタイミングでの尿を取ります。必要量は最低25ccほどです。通常は一回の排尿の量は200cc~300ccほどのため、中間尿だけでも十分に検査ができるといえます。

 

血圧・脈拍

血圧・脈拍の検査では、足首と上腕の血圧の比(足関節上腕血圧比/ABI)や、心臓の拍動が動脈を通じて手や足に伝わるまでの速度(脈波伝達速度/PWV)などを測定します。

 

また、深部静脈血栓症の方や大動脈瘤のある方はこのABIやPWVの検査を受けることができません。もしこれらの疾患がある方は、治験への参加の可否を含め事前に調べておくと良いでしょう。

 

心電図

心電図検査をすることで、心臓の拍動リズムや心筋の障害などがわかります。

 

心電図検査では、胸・両手首・両足首に電極を付け、心臓の流れや動きを測定するのが一般的です。

 

心臓は電気刺激によって収縮・弛緩を繰り返すことで拍動しているため、心臓の動きに変化があると電気の流れに異常が表れる仕組みになっています。

 

ここまでで紹介した検査の内容・方法はあくまで一例で、治験により詳細は異なっており合格ラインもさまざまであることを知っておいてください。

治験の健康診断に受かるためのコツ

ここからは、治験の健康診断に受かるにはどうしたらよいのか、合格率をあげるコツをお伝えしますので生活習慣の是正に役立ててください。

 

また、治験を受けられる合格ラインは治験により異なります。なかには厳しい治験も存在していることを知っておいてください。

 

水分をこまめに摂る

まず、水分をこまめに摂ることが重要になってきます。なぜなら水分を摂って余分な老廃物を排泄することで、血液検査データを良くすることにつながるからです。

 

目安は一日1.5〜2リットル飲むことが望ましいといわれています。ただし、一気に水を摂取すると逆に体調が悪くなる可能性もあるため、こまめに摂取することを心がけましょう。

 

水分補給の際は水中毒にならないように過度な摂取はしないような注意が必要です。

 

食事内容に気を付ける

治験の健康診断に受かるためには、食事内容に気を使う必要もあります。健康診断の3日前〜前日の夕食までの食事は検査数値に影響するのが理由です。

 

検査の1週間前から、唐あげ・焼き肉・ラーメンなどの脂っこい食べ物の摂取や暴飲暴食は控えるようにしましょう。また、野菜を中心としたバランス良い食事を心がけると、中性脂肪などの値に異常値が出るのを防げることもあります。

 

アルコールの摂取を控える

治験の健康診断前は、アルコールの摂取を控えるようにしましょう。アルコールを摂取すると血中アルコール濃度が上昇し、肝臓で産生される酵素の値が高くなるためです。

 

一度数値があがると、個人差はありますが正常値に戻るまで1週間ほどかかります。最低でも1週間前からは、アルコールの摂取は控えることがおすすめです。

 

普段からアルコールを摂取している方のなかでもともと肝機能の数値が高い方は、1週間といわず健康診断の1ヵ月前からアルコールを控えるようにしましょう。

 

過度な運動は控える

日頃から取り組んでいる運動であればさほど検査結果に影響しませんが、過度に運動することはNGです。

 

過度な運動は乳酸脱水素酵素やクレアチニンなどの検査データに影響してしまう可能性があります。アルコールと同様、一度数値があがると回復までに1週間ほどかかる場合があるため要注意です。

 

良質な睡眠を心がける

睡眠は検査値に大きく影響するため、健康診断の前日は早めに睡眠をとって身体を休めるようにしましょう。睡眠不足の状態で健康診断を受けると、血液・尿のデータに悪影響を与えてしまいます。

 

その他にも睡眠が足りないと身体にさまざまな影響をおよぼしてしまうので、睡眠は重要な要素です。

 

施設とやり取りしやすいようにする

治験を受ける前や健康診断の前後には、施設と連絡のやり取りしやすいようにしておきましょう。治験参加中に連絡が取れなくなったり問題を起こしたりする方は、施設側からすると受け入れたくない人に分類されます。

 

つまり、治験参加者は、健康状態以外に人柄もチェックされているということです。健康診断に遅刻をしないことはもちろん、健康診断を行なう前は特に施設からの連絡を取りやすいようにしておきましょう。

 

まとめ

治験を受けるには、健康診断は避けて通れない道です。せっかく治験を受けたいと決めたなら、健康診断に引っかかり不合格にならないように最大限できることを行ないましょう。

 

健康診断は無料で受けられるため、普段金銭面が気になって健康診断を受けられていない方にもいい機会になります。

 

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